●通貨ペア
『一般的な解説』
→通貨ペアとは、実際の取引で売買する通貨の組み合わせのことです。 例えば、「米ドル/円」や「ユーロ/円」のように、売買する通貨の組み合わせを「/」で区切って並べて表します。 米ドル/円を買うといった場合は、米ドルを買って円を売ることになります。 米ドル/円を売るといった場合は、米ドルを売って円を買うことになります。
USD/JPYやEUR/USD等、複数の通貨ペアがあります。
『プロの回答』
→ USD/JPY(ドル円)、GBP/JPY(ポンド円)EUR/JPY(ユロ円)、EUR/USD(ユロドル)、GBP/USD(ポンドドル)等のことを指します。
余談ですが、GBP/JPY(ポンド円)は殺人通貨と呼ばれるくらいボラティリティの高い通貨ペアになります。
初心者であれば、ポンド円を取り扱うのは避けてドル円で取り組むのが良いとされています。
各証券会社や各FX業者によって取り扱ってる通貨ペアの数は変わってきます。
●チャート
『一般的な解説』
→ チャートとは、過去の値動きを、価格や時間を軸としてグラフにしたものです。 FXでは、売買の判断をするために欠かせないものとなっています。 外国為替では、ドルやユーロ、円といった、さまざまな通貨を売買します。 土日を除きほぼ24時間世界中で取引をされているので、それぞれの通貨の需給によって価格が変動します。
『プロの回答』
→ローソク足が並んでいたり、バーが表示されたりしているFXトレードで分析するためにはたいせつなものになります。
余談ですが、通貨ペアをたくさん表示させるよりは通貨ペアを1つに絞って時間足を複数見て分析をする方がよりトレードに対しての優位性の高さが求められると思います。
そしてこのチャートにトレンドラインや水平ラインを引いたり各インジケーターを表示させたりして分析をしていきます。
●時間足
『一般的な解説』
→ FXの時間足とは、一定時間における値動きを表した指標のことで、時間単位の値動きをローソク足で表したものです。 1分足・5分足・1時間足・4時間足など、さまざまな時間足があります。 1日単位で見た場合には、1時間足は24本、4時間足の場合は6本のローソク足がつくられることになります。
『プロの回答』
→ 1分足〜月足まであるもので1分足は1分に1本の足が確定されます。月足は1ヶ月に1本の足が確定になります。
短期足より長期足の方がトレンドの強さが強くいので長期足のトレンドの強さを見たうえでトレードの方向性を決めるのが良いです。
1時間足や2時間足等、複数の時間足がありますがそれも何時間足があるかはその証券会社やFX業者によって異なります。
●短期足と長期足に関しては僕個人の考えでの解説のみになります。
・短期足
→1分足〜15分足のことを僕は指しています。
・長期足
→4時間足〜月足のことを僕は指しています。
※僕自身は30分足〜2時間足の時間足は短期足とも長期足とも捉えていません。一般的にはありませんが中期足とでも言いましょうか。といった感じです。あくまで僕個人の感覚です。
●ローソク足
『一般的な解説』
→ ローソク足には陽線と陰線がある。そもそもローソク足にはどのような意味があるのでしょうか。 ローソク足はそれ1本で、設定した時間内の始値(はじめね)・高値(たかね)・安値(やすね)・終値(おわりね)を視覚的に表します。 数字の羅列で変化し続ける為替レートを視覚的に、かつ過去のデータも含めて一目で値動きの推移を把握できるのがローソク足の特徴です。ローソク足は、実体と上ヒゲ(うわひげ)、下ヒゲ(したひげ)の3つから成り立っています。
『プロの回答』
→1分足は1分間に1本。1時間足は1時間に1本。4時間足は4時間に1本のローソク足が確定します。色は自分で設定ができるので青色が陽線で赤色が陰線といった決まりもありません。自分が分かりやすいように色を設定するのが良いです。
余談ですが、ラインのブレイクアウトを狙う時はより長い時間足の確定足ベースで判断することが良いと考えています。
●陽線・陰線
『一般的な解説』
→始値より終値が高い場合を「陽線」といい、始値より終値が低い場合を「陰線」といいます。
『プロの回答』
→始値の位置から上昇して終値が確定する足を陽線。
始値から下降して終値が確定する足を陰線。
色は自分で設定ができるので青色が陽線で赤色が陰線といった決まりもありません。自分が分かりやすいように色を設定するのが良いです。
●Pips
『一般的な解説』
→ pipとは「percentage in point」の略で、FXで通貨の共通単位として使用され、pipsはその複数形です。 「米ドルが○pips変動」というように、異なる通貨ペアでも共通の単位で変動幅を表すことができるほか、買値と売値の差を表すスプレッド(買値と売値の差)の単位としても用いられます。
『プロの回答』
→FXで通貨の共通単位です。
例)『今日は30pips獲得できたな。』とか、『今週は100pips獲得できたな。』という感じでトレードこちらの単位を用いてノートにまとめて管理したりもします。
●レバレッジ
『一般的な解説』
→ FXでは、証拠金として預けた資金の何倍もの金額の外国為替取引が可能です。 このように少ない資金で多額の外国為替取引ができることを、「てこ」の原理になぞらえて「レバレッジ効果」と呼んでいます。 FXにあって外貨預金にない最大の特徴が、この「レバレッジ効果」です。
『プロの回答』
→ただただ、レバレッジが高いというだけで海外FX業者を扱うのはリスクが高くなりすぎて危険だったり、口座凍結されて出金停止を喰らう粗悪なFX業者があるので注意。
といった感じです。
レバレッジの管理はFXトレードをするうえではとても大切です。
某インフルエンサーが海外業者を使って1000倍のレバレッジでやればいい。と言っていますが、あんなの絶対にあり得ません。
何倍のレバレッジで取り組めば良いか判断できるようになるまでは少額の資金、もしくはデモ口座で練習を積むことが大切です。
●証拠金
『一般的な解説』
→ FXでは、あらかじめ現金を口座に入金し、それを担保に最大25倍(個人口座の場合)のレバレッジ(てこの原理)をかけた取引が可能です。 この口座に入れる現金を証拠金と呼びます。 たとえば、10万円の資金を証拠金とした場合には、最大250万円分の投資が可能となります。
『プロの回答』
→FX業者や証券会社で開設した口座に入れる運用資金のことを証拠金と呼びます。
証拠金は投資に使える資金を最初からまるまる入れるのではなく、トレードにある程度自信がつくまでは少額の資金、もしくはデモ口座のトレードで練習を積むことが大切です。
●ロット
『一般的な解説』
→ ロットとは通貨量の単位を表したもの
たとえば、米ドル/円の通貨ペアで1ドル=100円、1ロット=1,000通貨だった場合、1ロットは1,000ドル=10万円を意味します。
このロット数はFX提供会社によって異なりますが、多くの場合は10,000“通貨”(円や米ドルなど)を1ロットとしています。
●ロングとショート
『一般的な解説』
→買いの注文をロング、 売りの注文をショートと呼ぶ。なお、注文することを「エントリー」ともいう。
『プロの回答』
→買いエントリー(ロングエントリー)と売りエントリー(ショートエントリー)のことを指します。取引する通貨ペアが今いる位置より上昇すると思ったらロングエントリーを入れて、下降すると思ったらショートエントリーを入れます。
●ポジション
『一般的な解説』
→ ポジションとは、新規で注文を出し、約定後、まだ決済していない建玉を指します。
『プロの回答』
→エントリー後に保有した建玉をポジションと指します。
●高値・安値
『一般的な解説』
→ 「高値」とはチャートを描いたときに、山の頂点になるプライスのことです。 「安値」とはチャートを描いたときに、谷の底になるプライスのことです。 過去に形成された山の頂点や谷の底のプライスは、FXのマーケットでは取引の格好の目標になる傾向があります。
『プロの回答』
→ローソク足の波を描いているところの波の高い部分を高値。波の低い部分を安値。といいます。波に限らず、本日の最高値というのはその日に付けたレートの1番高い値のことを指し、本日の最安値とはその日に付けたレートの1番低い値のことを指します。
●上昇トレンド・下降トレンド
→ 上昇トレンドでは、ローソク足の高値と安値が切り上がっていきます。 逆に、下降トレンドの場合は、高値と安値が切り下がっていきます。 簡単に言うと、ローソク足が右肩上がりなら上昇トレンド、右肩下がりなら下降トレンドです。
『プロの回答』
→高値安値の波を切り上げながら描いていくトレンドを上昇トレンド。
高値安値の波を切り下げながら描いていくトレンドを下降トレンド。といいます。
豆知識。基本的にはトレンドの順張りでトレードをしていく方が良いと考えています。
トレンドの逆張りトレードは順張りトレードよりもリスクが高まります。
●上昇トレンド
『一般的な解説』
→上昇トレンドでは、ローソク足の高値と安値が切り上がっていきます。簡単に言うと、ローソク足が右肩上がりなら上昇トレンドです。
『プロの回答』
→簡単に言うと高値安値が切り上がっている右肩上がりのトレンド。
ドル円で言うと円安のときに上昇トレンドを形成します。
豆知識。基本的にはトレンドの順張りでトレードをしていく方が良いと考えています。
トレンドの逆張りトレードは順張りトレードよりもリスクが高まります。
●下降トレンド
『一般的な解説』
→ 下降トレンドの場合は、高値と安値が切り下がっていきます。
簡単に言うと、ローソク足が右肩下がりなら下降トレンドです。
『プロの回答』
→ 簡単に言うと高値安値が切り下がっている右肩下がりのトレンド。
ドル円で言うと円高のときに下降トレンドを形成します。
豆知識。基本的にはトレンドの順張りでトレードをしていく方が良いと考えています。
トレンドの逆張りトレードは順張りトレードよりもリスクが高まります。
上昇するよりも下降する方が動きのスピードが早いと言われています。
●レンジ相場
『一般的な解説』
→ レンジ相場とは、ボックス圏相場のことです。 一定の変動幅の中で価格が上がったり、下がったりを何度も繰り返す状態です。 ボックスの幅のことをレンジとも言うので、レンジ相場とも呼ばれています。
『プロの回答』
→上昇トレンドも下降トレンドも起きていない横ばいの相場状況のことを指します。
ボラティリティの高いレンジ相場ではトレードのチャンスはありますが、ボラティリティの低いレンジ相場ではトレードチャンスは無いに等しく静観がベストの選択になってきます。
上記の解説にプラスして豆知識。数年前に世の中によく出回っていたナンピンロジックのEAはレンジ相場の時に利益を上げやすいEAとなっています。
●波
『プロの回答』
→ローソク足が連なっている曲線のことを指します。ローソク足が連なっていて波を形成しているように見えます。
●サポートライン
『一般的な解説』
→ 安値の目安として引く下値支持線
サポートラインとは、FXのチャートにおいて「これ以上は下落しないだろう」と考えられるラインのことを指します。
「下値支持線」とも呼ばれ、チャートの下部に引くことで売買における安値の目安として使われます。
サポートラインは下落したチャートが反転した場所を参考に引かれるため、その価格付近で多くの人が買い注文をしたと考えられます。安値で買って支持しているという状態であることから、下値支持線と呼ばれます。
『プロの回答』
→ローソク足の波の2点以上の安値を結んだ水平ラインのことを指します。
サポートラインを下に抜けるのか、もしくは反発するのか等、トレードに活用することが多々あります。
トレードをするうえでサポートライン等の水平線を引く精度の高さは高めた方が良いと考えています。そのラインへの到達をきっかけにエントリーや決済を判断することが多々あります。
●レジスタンスライン
『一般的な解説』
→ 高値の目安として引く上値支持線
レジスタンスラインはサポートラインとは逆に、上昇しているチャートの上げ止まりの目安として引かれます。
「これ以上は上がらないだろう」と考えられるポイントになり、上値抵抗線と呼ばれます。
レジスタンスラインの付近では売り注文が増えて、それまで上昇していたトレンドが下落に転じる可能性があります。
『プロの回答』
→ ローソク足の波の2点以上の高値を結んだ水平ラインのことを指します。
レジスタンスラインを上に抜けるのか、もしくは反発するのか等、トレードに活用することが多々あります。トレードをするうえでレジスタンスライン等の水平線を引く精度の高さは高めた方が良いと考えています。そのラインへの到達をきっかけにエントリーや決済を判断することが多々あります。
●トレンドライン
『一般的な解説』
→ トレンドラインとは、相場の方向性を分析する際にチャート上へ引く線のことです。線を引くだけでトレンドを分析できるため、初心者の方でも使いやすい相場分析方法です。
そもそも相場は、トレンド相場とレンジ相場の2種類しかありません。一般的に為替相場はトレンド相場3割、レンジ相場7割と言われています。
トレンド相場は3割という少ない確率で発生しますが、1度発生したトレンドは長期的に継続する特徴があります。トレンドが発生し上手く乗ることができれば、大きな利益を期待することが可能です。
『プロの回答』
→トレンドが起きているところで安値同士を結ぶ、もしくは高値同士を結ぶラインになるので水平ではなく、斜めに引くラインとなります。
上昇トレンドに引くトレンドラインは安値高値を切り上げている上昇トレンドの安値と安値を結ぶラインのことを指します。
下降トレンドに引くトレンドラインは安値高値を切り下げている下降トレンドの高値と高値を結ぶラインのことを指します。
豆知識。トレンドラインを割るポイント、割らずに反発するポイントもトレードチャンスがあるポイントになります。
●インジケーター
『一般的な解説』
→ FXにおける「インジケーター」とは、チャート上やチャート下部に表示するサポートツールです。 インジケーターの活用は、そのチャートが示す意味を分かりやすくする効果があります。 多くの指標を組み合わせて分析することで、チャートをより正確に把握することができます。
『プロの回答』
→上記の解説が適切になります。
付け加えるとすると、
例としてRCI、RSI、ボリンジャーバンド、SMA、MACD等があります。
各トレーダー、自分がチャートの分析に用いるのに得意なインジケーターがひとつかふたつはあるものです。
この複数あるインジケーターのなかでどれかを選択し、そのインジケーターを活用してトレードをします。
●スプレッド
『一般的な解説』
→ FXの「スプレッド」とはお客さまがFX取引をする際の買値と売値の差のことです。 スプレッドが狭いほうが低コストであり、お客さまにとって有利になります。 外貨預金にも同様に「預入レート」と「払戻レート」という買値と売値の差がありますが、一般にFXの方が低コストでお取引いただけます。
●EA
『一般的な解説』
→ EAとはExpert Adviserの略で、トレーダーに代わって自動的に売買を行ってくれるプログラムのことです。 エントリーから決済までの全ての工程を行ってくれる完全自動タイプのものから、決済のみ手動で行う半自動タイプのものなど、さまざまなタイプのEAが存在します。
『プロの回答』
→上記の解説に付け加えて
EAはFX自動売買システムのことを指すわけですが、FX自動売買システムはさまざまなロジックのものがあります。
そのロジックを把握してそのEAに合った活用の仕方をすることが大切です。そうしないと必要以上にリスクの高い運用になってしまい、自分の大切な資金が高いリスクにさらされてしまいます。
EAは自動で『売買』するシステムなわけで、自動で『利益を生み出す』システムではありません。そのEAのロジックと相場の組み合わせ次第で自動で売買した結果、利益にもつながりますし、逆に損失にも繋がります。
なので、そのEAのロジックがなんなのかを把握したうえでそのEAに合う相場で稼動させていくことが大切です。
●パラメーター
『一般的な解説』
→ パラメーターとは処理結果に影響を与える外部から投入される変動要素のことです。 FXの自動売買ソフトであるEAにはあらかじめパラメーターが設定されており、MT4で値を変更することで利益や安全重視のEAへとカスタマイズすることができます。
『プロの回答』
→上記解説に加えて、使うEAがデフォルトの運用で良いのか、もしくは何かしらの手を加えた方がいいのか確認をし、適切な判断をしたうえで活用することが大切です。